サンパウロいろいろ3
サンパウロいろいろ3
火曜日でお仕事終了。午前中でお仕事は終了したので、午後はまたフラフラと町中を散策。
中央駅へいってみる
Luz駅というのがサンパウロの中央駅。Wikipediaをみると、サントス港に船でついた移民団は鉄道でLuz駅へ移動、そしてサンパウロ州各地へ散っていったとのこと。開設は1867年ですから、初代新橋駅(1872年)とそう変わらない時期。
で、行ってみると確かに建物(一度焼失して1950年代に再建したもの)は立派だし、駅としての機能もはたしているみたいですが周りはまるっきりスラム。
建設当初は英国資本でできたそうで、プレートにもロンドンの刻印があります。
周りにはこんな廃ビルがたくさん。
なんだか妙な匂いがするし、それっぽい商売の女性がいっぱいたむろしているし、なんで中央駅周辺がこうなっちゃうのか。
こっちは隣のJulio Prestes駅。
うわー、すごい立派な駅舎。。と見えますが、現在は駅舎としては利用されておらず、どうもコンサートホールとして利用されているみたい。なんだそりゃ。
当然ですがこの周辺も完全にスラム。
駅舎として利用されているのはこの立派な駅舎の東側にある低層の建物。
当然のように切符は手売りです。とってもレトロな感じの窓口で切符売ってます。日本じゃ50年前になくなった風景。
なぜか改札だけは自動化。どうせならここにも人が立っていて欲しい。
おそらく50年くらい前まではこのあたりが街の中心地だったらしいのですが、なんらかの理由で中心地が移ってしまったのでしょう。
どうしてかを調べると楽しそう。外国のこんな例を見てみると、日本でやたらに再開発をするのも理にかなっているのかなぁという感じがします。