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アメリカの鏡・日本 新版

アメリカの鏡・日本 新版

原本は戦後すぐ、東京裁判中に書かれたもの。明治以降の日本がとった政策は西欧諸国のとった政策を忠実にトレースしているだけ。つまり、アメリカがやったことが日本に映ってるのにどうして連合国にさばく権限があるのかと。戦後すぐに米国中が戦勝ムードになっていたときにこういう本が書かれて、発行されるところに米国の懐の深さを感じるな。
著者がかいていたことは、米国は敵の敵を味方にして育てては、それと対戦していると。第二次世界大戦以降でも、ソ連アフガニスタンイラクとその性質は変わっていないんじゃないか。