F・D・Rへの讃辞

昨日付いた行嚢の中に、大統領が自ら署名した素晴らしい手紙が入っていた。これは大使館員と、公式な家族と、日本に駐在の外交関係者全部にあてて、クリスマスと新年を祝い、われわれの有益な協力について非常に気持のいいことを書き添えたものである。私はいまだこんなことがなされたことを見ず、これを思いつき、そして米国の海外使節主席の約五十名あての手紙に署名したに相違ないのは、いかにもF・D・Rらしいことである。われわれはこれほど直接外務関係に興味を抱いた大統領を持ったことがない。十六年間野党だった民主党からの就職運動は、大変な圧力を持っていたが、大統領は生え抜きの外交主席をただの一人も見すてなかった。