東京都実業団選手権

18日は東京都実業団選手権の順位決定戦で川崎の旭化成体育館へ。家を出るときにも結構な雨でしたが、体育館の最寄り駅である小島新田でもかなりの雨。近所の工場へ向かう人たちと一緒になって、貨物線を越える跨線橋をわたっているときに横殴りの激しい雨に。傘など役に立ちません。ずぶぬれになりながら、カバンをおなかに抱えてぬれないようにしながら体育館へ向かいます。悪いことに、ところどころ冠水していてもう靴さえ役に立たない状況。

横をトラックが派手に水しぶきを上げながら走っていて、上からも横からも水攻め。ようやく体育館につきましたが無常なことに入り口がチェーンで施錠されていて屋根があるところまでいけません。せめて屋内とは言わず、屋根があるところまで行きたいとおもいチェーンを調べたところ、特に鍵がかかっているわけではなく、フックで引っ掛けているだけ。普段ならそんなことしないのですが、後続の人たちのためにフックを外して門を開け、体育館の入り口のひさしがあるところまで到着。第一試合の選手たちも悪態をつきながら到着。

普段の行いがこのあたりにでるのか、屋根があるところについたとたんに雨は小止みになってきました。きっとどこかから行動を見張っている人がいるんですね。悪いことはしないようにしよう。

しばらくして競技のM沢さん、神奈川のIさん到着。M沢さんは私より先についていたのですが、チェーンがかかっているので別の場所で雨宿りをしていたそうです。やはり善人は行動が違うのですね。

18日は3試合が組まれており、この試合に勝てば2月に行われる全日本実業団選手権大会への出場権が得られます。それぞれの6チームは一昨日(16日)のゲームに敗れているチームですが、それなりのモチベーションを保っているようです。
私の担当は第一試合。相手は競技のM沢さんと同じ会社のM澤さん。あー同じになってしまうな。女性の方です。沢の字の違いで察してください。第一試合が始まる10時くらいにはもう雨はやんでいて、その時間に到着したN村さんは涼しい顔でした。審査会でも涼しい顔で挑んでほしいものです。

試合は終始10点差以内の展開。シーソーゲームが続きます。後半に入って、青のチームがリードをすこし広げますが、白も激しいディフェンスからのターンオーバで差を詰めます。最後は白がファウルゲームを仕掛けます。青はフリースローを半分以下の確立しか決められませんでしたが、白も攻撃機会を有効に使うことができず、青の勝利。

前半の終わりのほう(2Qの残り5分)で、白チームのディフェンスが変わったことに対応が遅れました。白チームのディフェンスもなんだか青につられて同じような動きになって、それまでのペースと変わったのに気がつくのが遅れ、2〜3プレイ程度悪いプレイを見逃してしまいました。
後半の最後も点差は競っていたのですが、前半の反省を生かしてファウルゲームを予想していたため、ばっちり対応ができたと思います。
楽しくレフリーすることができました。直前の連絡でわるかったね、>M澤さん。

第二試合は、神奈川のIさんと、審査会まであと1ヶ月くらいのN村さん。せっかくなので私物のビデオカメラでゲームを撮影してあげることにしました。雨で機材がぬれてはと思い、衣服はびしょぬれでもビデオカメラが入っているカバンだけは大事におなかに抱えていたのはこのためです。しかし、撮影する人がびしょぬれになって、撮影される人は雨が上がってからきているというのは若干納得がいかない話ですが、まぁ目をつぶりましょう(笑。
そのうちDVDを渡すので、それをみて自己嫌悪に陥ってください(笑。自分じゃかっこよくやってるつもりでも、ビデオでみるととってもへなちょこに見えるんですから。これはどんな人でもそういうので落ち込む必要はありませんよ。

3試合目はの担当はセレブHさんと、U井さん。同期同士の組み合わせでした。試合が終わった審判連中や、競技のM沢さんたちの間でセレブHさんのオフェンスコールがかっこいいとの評判でした。私も真似をしようと試みてみたのですが、なかなかこれが難しい。えーと、右手と右足を同時に出すんだっけ。

日程終了後川崎駅で遅い昼食。セレブHさんの武勇伝をいくつか聞き、やっぱり実連にはなくてはならないヒトだなぁとの印象を深めると同時に、N村さんの健啖ぶりに感心しつつ川崎駅で解散。

私はその後横浜市の帯同審判講習会へ出席。結局この3日間はずっと審判かTOだけで終了ですね。