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- 作者: 渡辺京二
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2005/09/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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滅び去った徳川文明(といっていいと思う)を17世紀から20世紀前半にかけて訪日した外国人がどのように捉えたかをまとめています。
大体の人が共通して指摘しているのが、みんな満足して暮らしていること。なんどか飢饉を経験はしているものの食料は安定して供給されていて、清潔に暮らしていたようです。現代でいう「ロハス」なんてメじゃない生活ですね。こういった外国人が「絶賛」しているのをまとめるとどうしても国粋的な記述になりそうなものですが、そうなっていないところがいいです。