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氷川清話 (講談社学術文庫)

勝海舟の語録みたいなもの。底本は吉本襄って人が明治時代に出したもので、これが編者の都合のいいように大幅に改竄されたものってことで戦後になってからちゃんとしたのを出版、これはその文庫版。

明治維新後も明治30年まで生きながらえたいわば大御所みたいな存在で、伊藤博文公や、松方正義公なんかもういいようにこき下ろしてるのが面白い。それに当時の海軍幹部も大体は海舟の弟子なもんだから遠慮なんか一切なし。