328/1000

日本政治「失敗」の研究―中途半端好みの国民の行方

日本政治「失敗」の研究―中途半端好みの国民の行方

タイトルとは違って、中身は明治憲法下での政党政治と民主主義について。明治憲法では議会や内閣には非常に限られた権限しかなく、軍縮条約一つにしても軍部との擦り合わせが必要だった。いまで言うところの文民統制という発想がまったくなかったんだね。それでも解釈改憲でなんとか民主主義的な政治を実現していたんだけど、憲法の解釈一つで吹っ飛んでしまうもろいものだった。

憲法も人間がつくったものだから時代や世界情勢によってどんどん改めていく必要があるね。