ZABBIXサーバアップグレード

先日yumを使ってインストールしたZABBIXサーバ。yumで入れると1.4.6が入ってくるのですが、ZABBIXのページをみると1.6.4が最新の模様。どうせアップグレードするなら環境をこわしてもダメージがないいまのうちだなと思ってアップグレード。ZABBIXのウェブには英語だけどマニュアルがあって、1.4から1.6へのアップグレードパスが書いてあるんですが、どうもyumでいれちゃった1.4からだとこの手順だけではダメでいくつか手動でやるハメになりました。

ソースをダウンロード

http://:title=ZABBIXのウェブページ、右スロットにダウンロードへのリンクがあります。

mysql-develをインストール

yummysql-develをインストールします。インストールしておかないとconfigure時にMySQLがないよって言われます。

# yum install mysql-devel

展開してconfigure,make

バックエンドDBにMySQLを使うときのconfigureオプションはこんな感じ。

$ tar -zxvf /tmp/zabbix-1.6.4.tar.gz
$ cd zabbix-1.6.4
$ ./configure --enable-server --with-mysql --with-net-snmp --with-libcurl
$ make
# make install

PHPのファイルとかをコピー

上記のmake installだと/usr/local/bin/zabbix_serverしかインストールしてくれません。Webインタフェイスあたりを手動でコピー。なにか方法があるのかも。yumでインストールしたばあい、/usr/share/zabbix以下のウェブインタフェイスファイルがあるので、そこへ frontends/php以下を上書きコピー。

# pwd
/home/hoge/zabbix-1.6.4
# cp -pr ./frontends/php/* /usr/share/zabbix

MySQLのDB作成

不精していままで使ってたDBはdropしてスクラッチから作っちまいました。create以下にSQL文がありますね。これを使ってテーブルとか作って、適当なユーザ名でGRANT。このあたりは不精せずに upgrades/dbpatches/1.6 以下のSQLを使えば不要なはず。

あとはウェブインタフェイスで

あとは http://server/zabbix にアクセス。その後の手順は同じですね。

zabbix.conf.phpの位置が

yumで入れたときは/etc/zabbixだったんですが、/usr/share/zabbixに変わっちまいました。zabbix_server.confは/etc/zabbixのまま。ややこしいな。

1.4よりメニューの遷移がスムーズになってます。障害一覧の画面も見やすくなっていますね。