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響きと怒り (上) (岩波文庫)

響きと怒り (上) (岩波文庫)

響きと怒り (下) (岩波文庫)

響きと怒り (下) (岩波文庫)

20世紀初頭の南部アメリカが舞台で、コンプソンという昔は名家だった家の没落の様子が4人兄弟の視点から描かれる。4部構成になっていて、それぞれ兄弟の視線でかかれるんだけど、整理された「文章」じゃなくて、「意識」をそのまま文にしたような文章。突然昔の思い出に関するところにいったり、いま思ってることと混ざったり。人の頭を覗いているような感じになる。