Solaris10でgcc4.5.1をmake
gccの4あたりからmpc,mpfr,gmpといった外部ライブラリが必須になっていました。故に、Solarisあたりでgccをmakeすると、上記のライブラリが見えないよなんてエラーがでます。
まぁ、いれればいいんでしょうが、結構面倒なのでOSインストール時にはいっていたgccをおとなしく使っていたのですが、ソースだけダウンロードして、gccのソースディレクトリに展開すればgcc側のconfigure,makeで適当にちゃんとやってくれるみたいです。
ここにdownload_prerequisitesっていうスクリプトがあるので構築環境からftpが通ればそれを使っても可。
mpfr,mpc,gmpをダウンロード
それぞれ適当にダウンロード。ftp://gcc.gnu.org/pub/gcc/infrastructure/に上記三つとも揃っています
それぞれを展開してリンクをつくる
$ cd gcc-4.5.1 $ /usr/local/bin/tar -jxvf /tmp/mpfr-2.4.2.tar.bz2 $ ln -sf ./mpfr-2.4.2 ./mpfr $ /usr/local/bin/tar -jxvf /tmp/gmp-4.3.2.tar.bz2 $ ln -sf ./gmp-4.3.2 ./gmp $ /usr/local/bin/tar -zxvf /tmp/mpc-0.8.1.tar.gz $ ln -sf ./mpc-0.8.1 ./mpc
gccのconfigure,make
$ mkdir objdir $ cd objdir $ ../configure (適当なオプション) $ /usr/local/bin/make