TeXのenumerate環境

番号振りを (1),(2),(3)じゃなくて、(ア),(イ),(ウ)にせよとのお達し。去年までちがったのに。そういう意味のないところで仕事を増やすのが大好きな連中がいっぱいいるから困る。

番号振りを定義する

デフォルトの環境だとenumerateとかsectionの番号振りは数字(アラブ数字、ローマ数字)かアルファベットなので、カタカナで番号を振れるように定義づけする。プリアンプルなり、適当なところにdefを記述。

\makeatletter
\def\@aiu#1{\ifcase#1\or ア\or イ\or ウ\or エ\or
オ\or カ\or キ\or ク\or ケ\else\@ctrerr\fi\relax}
\def\aiu#1{\@aiu{\@nameuse{c@#1}}}
%\def\labelenumi{\aiu{enumi}}
\makeatother

makeatなんとかは書いておかないといろいろややこしい。これで\aiu{}という環境をつくって、番号とカタカナを関連づけて番号振りできるようにする。

enumeiiを再定義

たまたまこの場合はenumerateの第二階層にカタカナを使うので、enumiiを再定義。

\renewcommand{\labelenumii}{(\aiu{enumii})}

数字だろうが、カタカナだろうが内容に違いがでるわけでもなし。