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塩の街 (角川文庫)

塩の街 (角川文庫)

いわゆる終末もの。話に出てくるのは一般人の少女と、軍人さん (自衛隊員)が少々。それと政府中枢のマッドサイエンティストっぽい人たち。
ある程度の文明を保ったまま人類衰退を向かえる終末感は、「渚にて」とすこし似ている。ラブストーリーっぽい味付けと残虐的な場面がないのがいい。