米国でのトランジット
日本発着の直行便が無いところは、航空機を乗り換えていきます。そういった乗り換えでメジャーな空港は世界に何か所もあって、アジアだと仁川とか、バンコクとか、チャンギとか。欧州だと、ドゴール、フランクフルト、それにヒースローくらいか。
こういったハブ空港で乗り換えるときは、当該国へ入国するわけではないので通常はパスポートコントロールはなし、荷物もちゃんと航空会社で載せ替えてくれます。
チャンギなんかだと乗り換えに数時間以上空いていると、パスポートコントロールなしで無料の市内観光バスに乗せてくれたり。
米国のJFKや、アトランタ、デトロイトなんかもハブ空港なんですが北米だけは様子がちがって、乗り換えるにはこんな手順が。
スムーズにいってもまぁ2時間は余裕。神経質になるのはわかるけどさ、もうちょっとなんとかならんもんですかね。
今回デトロイトから東京への便では、搭乗口で役人数人でパスポートをチェック。
役人:「ふーん、ブラジルからね。何しに?」
私:「出張だよ。お仕事」
役人:(パキスタンへの渡航歴を見つけて)「パキスタン、エジプト?何しに行ったんだ?」
私:「それも出張だよ。」
役人:「お前は何をしてるんだ。」
私:「なにって、カラチにブランチがあるから、そこへ行ったんだ。貿易関係の会社だよ。」
役人:「そうするとお前はエージェントかなにかか」
私:「いや、ITエンジニアだ。」
役人:「なんてところなんだ?」
などと面倒くさいことこの上ない。米国乗り換えはできるだけさけることにしよう。