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雲をつかむ死 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

舞台は20世紀初頭なので、航空機での旅行ってのはかなりリッチでレアなものだとおもう。移動中の密室殺人事件なら青列車とかオリエンタル急行とか(あれは密室とはいえないかな)があるけれども、この時代に航空機を取り上げているのが最先端。

フルートが怪しいと思ったんだけど、まぁ人を確実にやるんならそりゃそうだよなぁというのが感想。意外も意外な人が犯人だったり。