974/1000

新装版 市塵(下) (講談社文庫)

新装版 市塵(下) (講談社文庫)

新井白石の半生。政権中枢にいられたのもあまり長い時間じゃなかったみたいで。
日本の武家政権のエライところは、こういった権力を持った人達が私服をこやさないところですね。
もちろんある程度は袖の下には入れてるんでしょうけど、白石も余生は郊外で不遇に暮らしたみたい。
権力と財力を分割していたところが政権が長続きした秘訣かもしれない。