京都観光

自分は22歳までは大阪府にいたんですが、思い返せば京都というところへは行ったことがないことに思い至りました。ということで一日京都観光をしてみました。
京都駅に9時頃到着。早速市バスの一日パスを購入。600円。でもって徒歩でまず東本願寺西本願寺へ。こんどはバスで清水寺へ行こうとしたところ、さきほど購入した一日パスを紛失していることに気づきました。なんだか途端にやる気がなくなっていきます。ポケットに突っ込んでいたんですが、電話を取り出すときに引っかかって落っこちたのかなぁ。気を取り直してパスを購入しなおして、東寺、清水寺銀閣寺、金閣寺とめぐったところで17時。だいたいのところは17時で終了するようなので、ここで終了。当然のように銭湯へ入ってから、18時30分くらいの新幹線で帰宅。

いくつか感想を。

光都市と宗教都市

京都駅周辺は東西本願寺が近いということもあり、宗教都市っぽい雰囲気がします。
宝珠店(数珠屋)や、宝具店が立ち並んでいるなかに、お土産屋さんが混ざっている。
お寺さんの財力も侮れないようで、周りには関連施設が多数。

1200年って長い

現在の京都御所は、平安京時の大内裏よりもちょっと東に寄ったところにあります。
では平安京をつくったところの大内裏はどうなっているかというと現在では完全に市街地。
豊臣時代には聚楽第があって、その前は北野天満宮の諸領地。さらにその前は荒れ地だったり村だったり。造営してから何度も火災で焼けて、13世紀ころには完全に放棄されてしまったとのこと。大内裏って一番重要な施設じゃないのかなって思いますが、よく言えばフレキシブル。

大きい寺って

東本願寺は17世紀、西本願寺は16世紀の創建。それぞれ時の権力者から土地の寄贈を受けて創建したとのこと。寄贈ったって、その場所にはきっと町家かお屋敷かなにかあっただろうにそれどうしたんだろうかなぁと。

西寺

東寺の五重塔は新幹線からも見えるので有名。国宝ですしね。で、スマホ平安京の図をみていると、東寺と対象位置に西寺ってのもある。これいまじゃ全然残ってなくて跡地だけ公園になっています。いろいろあって衰退してなくなったみたい。

空襲を受けてない都市

東京や横浜とちがって、京都はほぼ空襲を受けてない都市。戦前からの土地区画がそのまま残っています。自動車のことなんか全く考えていない町割りとか、古い蔵とか。
古いもの好きな私なんかにはふらふら歩いているだけで満足する町並みですが、住む分にはきっといろんな不都合があるんだろうなぁと推測。

有名なお寺さんが郊外

金閣寺清水寺銀閣寺など有名なお寺さんは北山とか東山とか市街地からすこし離れたところにあります。清水寺はちょっと別格ですが、室町時代にはもう中心地には土地がなかったのかなぁと推測。それだけに本願寺があれだけの土地を確保できたことが不思議。