奈良国立博物館

奈良国立博物館

本来の目的は別にあるのですが、午前中時間をあけて奈良国立博物館へ。
大阪の藤田美術館所蔵の天目曜変茶碗の展示があるというので、せっかくだから見物に。ちょっと早く出過ぎて、近鉄奈良駅到着が7時30分ごろ。
博物館は10時からなので、それまで興福寺東大寺を拝観。興福寺藤原氏の氏寺、東大寺天皇家肝いりという由緒あるお寺さんですが、南都焼討とか、松永久秀とかでなんども焼けていて、建造当時のブツは実はそれほどなかったり。
明治維新後の廃仏毀釈でもエライひどい目にあっていて、よくこれだけ残ったなぁという印象です。千年後はどうなっているかわかったものではありませんね。

といろいろブラブラしているうちに10時前になったので博物館へ。目的のお茶碗は、うーん、きれいなのはきれいなんですが言われないとわからないですねえ。大人の両手ですっぽり収まる程度の大きさ。つくってから800年ほど経っていて結構傷がたくさん。欠けているところもあったり。
特別展示には藤田美術館が所蔵している各種美術品も同時展示。いくらお金持ちとはいえ、これだけコレクションするってことは相当数贋物も掴まされたんだろうなぁと余計なことを想像してしまいました。

博物館内は写真禁止なので外観の写真を載せておきます。

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JRの奈良駅まで徒歩で移動して、関西線で目的地へ。桜井線にはなつかしき103系が現役。
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これはクモハ105-501で、105系ですが、103系の改造車。何言ってるかわかりませんね。