1934-09-07から1日間の記事一覧

廣田、一九三四年海軍会議について語る

賜暇 私は一ヶ月の休暇を得て北平へ旅行するに先立ち、外務大臣を訪問して暇乞いをし、そしてもし私の留守に何か彼が大使館と打合せしたいと思うことが起ったら、ネヴィル氏が留守をあずかっていて、何時なりともよろこんでお役に立つだろうといっておいた。…

ソ連大使との有益な会談

ソ連大使を訪問し、東支鉄道の売却に関して新聞記事以外、何か私に話しても差支えないと思う発展はないかと聞いた。ユレネフ氏は、日本側は交渉が延期されただけだと発表しているが、事実上は決裂だと話した。彼は交渉の終了が、すくなくとも、満州の日本軍…