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DDD 1 (講談社BOX)

DDD 1 (講談社BOX)

小説って大体登場人物の誰かが語り手になって話が進めていったり、天の声のような第三者が描写したりしますよね。この話の場合、その語り手がころころと入れ替わって、しかも人物そのものもすりかわったりして「えーっとこれ誰だっけ?」なることが2度や3度では効かないです。
結構スプラッタな話な割には、そのあたりの表現がスルーされていて気持ち悪くなったりはしません。