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夜と霧 新版

夜と霧 新版

心理学者が強制収容所に入れられた時の体験談。この人の場合は、特殊技能(お医者さま)を持っていたために、強制労働が免除されたり、食事面で優遇されていたみたい。
奴隷は自分の足かせを自慢するという話があるが、極限まで追い込まれたらなんでも平気になるみたい。
人間はどこまで慣れることができるかという疑問に対して、著者は自身たっぷりに「どこまでも慣れることができる」と解答できるそうです。実体験を元にしているだけに、説得力がある。