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エデンの東 新訳版 (1) (ハヤカワepi文庫)

エデンの東 新訳版 (1) (ハヤカワepi文庫)

第一次世界大戦をはさんだ時期の米国、西海岸サリナスでの物語。映画ではキャルが主人公ですが、原作では二家族のいろんな家族愛とか、兄弟愛とか、嫉妬とか、男女間のいやらしい感情などなどが入り混じった物語。
財産をのこしても父親としては失格とか、人を騙すことが自然なキャリーとか、異常人格者がたくさん。そのなかでリーとサミエルが聡明かつ、常識人でぐちゃぐちゃした展開のなかで清涼剤的な役割。