vmwareの仮想環境からファイルをサルベージする

先日ubuntu12.4がリリースされました。私はWindows7上のvmwareubuntuを使っていますが、なにも考えないでSoftwareCentreの案内どおりアップグレードを選択。

そうすると、これがやたらに重い処理らしくほかの作業が一切できない状況に。しばらくは我慢していたんですが、我慢しきれずにvmwareを強制終了。そうするとやっぱりというか、なんというかvmware上のubuntu仮想環境がブートしなくなっちゃいました。短気はいけませんね。

大体のファイルはDropbox上にあるんですが、やはりサルベージしたいファイルもあるのでトライ。

vmwareのマウントツールをつかってWindowsからマウントする

ここvmwareの仮想環境ディスク(vmdk)をWindowsや他OSからマウントするツールがあります。
残念ながら、私のケースではマウント時になにやらエラーがでてきてNGでした。これでマウントできれば必要なファイルをコピーするだけ。

OSFmountを使う

もうすこしGoogle先生にきくとOSFmountってのがあるよとのこと。これをインストールしてマウント。

OSFmountを起動するとこんな画面がでてくるので、左下のほうのmount drive imagesを選択。


vmwareのイメージドライブを選択してmount。おお、マウントできた。


やれやれ、あとはコピーするだけだ。エクスプローラーで開いてと。

うわーん、なんだよぉ。

TestDiskを使う

パラメータが間違っているってのは、恐らくどこかセクタ情報が不整合を起こしているんだと思う。なにか修復ツールはと検索。
TestDiskってのがあるみたいです。早速インストールして起動。


最初にログをどうするかを聞いてきます。わりとどうでもいい。


対象ディスクを選択。さっきOSFmountでマウントしたDを選択。



ディスクタイプを選択。よくわからんがIntelでいいみたい。



Advancedを選択。



選択したディスクに含まれているパーティションが表示されるので、サルベージしたいファイルが含まれているパーティションを選択。画面の下の方で[List]を選択。



パーティションファイルシステムが表示されます。やった。ここまで見えるならもう一息。サルベージしたいファイルが含まれているディレクトリを選択して[C]をタイプ。



どこにコピーするかを選択。どこでもいいので適当に選択して、[C]をタイプ。




これでコピーが始まります。やれよかった。