Apacheでの中間証明書の扱い

Apacheで中間証明書の扱いが変わったみたい。
2.4.7までは中間証明書はSSLCertificateChainFileというディレクティブで指定していました。

SSLCertificateChainFile     /usr/local/apache2/conf/ssl/server.cer

ところが2.4.8からこのディレクティブが無くなってしまいました。
このディレクティブがあると起動できません。4月8日の記事を参照してください。

じゃあ、中間証明書ってどうやって指定するんですかってことですが、apacheのドキュメントにはこうあります。

SSLCertificateChainFile is deprecated

SSLCertificateChainFile became obsolete with version 2.4.8, when 
SSLCertificateFile was extended to also load intermediate CA certificates from the server certificate file.

以下超適当訳

SSLCertificateFileディレクティブで指定したサーバ証明書から読めるようになったよ。

どういうこと? 具体例くらいかいとけよ。
Google先生に聞いたところこんな記事にヒット。

形式を変更しつつサーバ証明書と中間証明書をコンカチネイト。つなげたものをSSLCertificateFileへ指定するといいみたいです。

上記記事に掲載されていたシェルスクリプト(実際にはopensslで形式を変えている)でサーバ証明書、中間証明書の順番でファイルを連結。

# ./bundle.sh myserver.crt >myserver.chain
# ./bundle.sh intermediate.crt >>myserver.chain

でできたファイルをSSLCertificateFileで指定。

SSLCertificateFile    myserver.chain
#SSLCertificateChainFile  intermediate.crt