AuditConsoleDBをリフレッシュ

AuditConsoleはmod_security2のログをmlogc経由で取得して、DBにストアしたうえでtomcatのWebで参照させてくれるブツ。modsecurityをいれてから数年が経過して、eventが40万件にものぼり、動作が緩慢になってきました。

DBを一度まっさらにして、軽くします。

新しいDBを作成

mysqlのdatabaseをcreateします。DBの名前はなんでもいいのですが、ここではAuditConsole2とします。

$ mysqladmin -u root -p create AuditConsoleDB2

権限を追加

AuditConsoleが動作している鯖からのmysql接続権限を与えます。最初の接続時にテーブルを作成してくれるので GRANT ALLで。server_addressのところは、AuditConsoleが動作している鯖のアドレス、またはサーバ名で。

$ mysql -u root -p AuditConsoleDB2
mysql> GRANT ALL ON AuditConsoleDB2.* to username@server_address IDENTIFIED BY 'password';
mysql> FLUSH PRIVILEGES;

AuditConsoleでstorage設定を変更

AuditConsoleのウェブインタフェイスでログインして、System->Setupをクリック。左側の"Storage Engine"をクリック。

Indexのところ、DBの設定を上記でやった内容へ変更します。JDBC URL、User,Passwordのところですね。設定したらSaveをクリック。


Sensorを設定

DBをリフレッシュすると、Sensorの設定も失われてしまうのでそれも設定しなおし。System->Sensorsをクリックして"Add Sensor"をクリック。

Sensor Nameにはクライアント側のmlogc.confに記述されているSensorUsernameの値を、Sensor PasswordにはSensorPasswordの値をいれます。

ユーザ認証情報を設定

同時に認証情報も失われてしまうので、それをsqlレベルで設定。USERSテーブルを更新します。

mysql> update USERS set PASSWORD='md5:5f4dcc3b5aa765d61d8327deb882cf99' where LOGIN='admin' ;

adminのパスワードを"password"のmd5ハッシュ値で変換。

かなりAuditConsoleの動作が早くなりました。