Razor2

ちょっと前にspamassassinがバージョンアップされて3.2.0が出ていました。どんな変更があったのかとおもって、いろいろとドキュメントを見ているとこういう記述を発見。

If you meet the terms of their licenses, you can re-enable DCC and Razor2 by uncommenting the appropriate lines in etc/mail/spamassassin/v310.pre .

デフォルトでDCCとRazor2が無効になったのは、3.1.0から。そのときは、個人使用を除いて有料になったからだっていう情報をここでみて、あーそうかぁと思ったんですが、いま改めてVipul's Razorのページを見ると、どこにもお金かかりますよ〜なんて記述がないんですよね。
さらに良く読むとこういう記述も見つけました。引用します。

Folks,

I am pleased to announce that with the release of razor-agents
2.81[1] a new service policy has been introduced, that makes the
use of Razor2 service completely open and free. A license
introduced in 2003 restricted usage by third party integrators,
but the new license unencumbers all usage, commercial or
otherwise.

My company, Cloudmark, hosts and manages the backend
infrastructure that Razor2 agents use for reporting spam and
checking fingerprints. Cloudmark retains the right to deny
service to anyone abusing the backend, but will not, under
normal circumstances, restrict usage in any way.

Share and Enjoy!

vipul

以下へぼな訳。

みんなへ。
razor-agents2.81[1]の新しいサービスポリシーを発表できてうれしいよ。このポリシーではRazor2のサービスは完全にオープンでフリーなんだ。2003年のときのライセンスでは、サードパーティ開発者に制限があったんだけど、新しいライセンスでは商用や、そのほかの用途に使うことを含めて一切制限がないんだ。

同僚のCloudmarkがRazor2エージェントがスパムを報告したり、チェックしたりする先のバックエンドインフラを管理、運営してくれてる。彼はバックエンドを乱用するような誰かさんをサービスから排除する権利があるんだけど、まぁ、普通に使ってりゃそういうことはしないと思うよ。

ってなことで使ってね。

vipul

これが2006年5月26日。英文の"free"ってのが「無料」を指すのかは議論が出るでしょうが、まずタダだよってことでいいと思う。また上の方で引用した"If you meet the terms of their licenses"ってのが、「ライセンス(料)を支払う」なのか「ライセンスに同意する」なのかも良くわからない。Razor2のページにお金に関しての記述がないし、Freeだっていってるんだからライセンスだけよく読んでつかってかまわないんじゃないかなって気がします。