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空気と戦争 (文春新書)

空気と戦争 (文春新書)

高橋建夫さんという技術将校の体験を軸に、「空気」で戦争に突入していくさまを解説。東工大での講義を本にしたものらしいです。陸軍省内部でも戦わば必ず負ける、中国から撤兵して日米開戦は避けるべきという冷静な判断ができていた将校は多数いた模様。

高橋氏と東条陸相とのエピソードも興味深い。