568〜570/1000

名作っていうけど、そうかなぁ。読みにくいし、ヨーロッパ的な封建制度の知識がないと皇帝と侯爵や男爵との関係もよくわからないだろうし。
テーマがいくつも入っているのは分かる。環境とか、恋愛とか、オデュッセイア的な英雄が流浪するロマンとか。でも詰め込みすぎだし、だれにも分からない固有名詞(造語)をあちこちにちりばめて巻末に辞書的なものをつけるのってどうなんだろう。