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潤一郎訳 源氏物語〈巻4〉 (中公文庫)

潤一郎訳 源氏物語〈巻4〉 (中公文庫)

柏木から総角まで。柏木くんは光源氏のお友達の頭の中将(この時点ではもっと偉くなってたような)の息子さん。
光源氏の正妻(女三宮)を寝とってしまって、孕ましちゃう。光源氏はそれを知って、でも自分も似たようなことをした覚えがあるし、云々でまぁドロドロですね。柏木くん、しぬこたぁないと思うんだが。

光源氏もこの巻でお隠れになります。人に言えないようなことたくさんしているのに、自分の一族は栄華を極めて、昇進も思いのままだったりして小説とはいえそんな都合よく行くかよってのが感想。