12万円で世界を歩くリターンズ
読書
12万円で世界を歩くリターンズ [赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編] (朝日文庫)
- 作者:下川 裕治
- 発売日: 2019/07/05
- メディア: 文庫
ネタになる「12万円で世界を歩く」ってのがあるみたいですが、未読。題名の通り12万円であちこち旅行するっていう企画。やってるのが下川裕治さんで65歳とかそれくらい。あともう一方10歳くらい年下のカメラマン。バックパッカー形式の旅行記でデビューしたので、それを引きずってるのかなぁ。
元の「12万円で世界を歩く」は1990年刊行だから、旅行していたのはまさにバブル絶頂の時期。 本書(リターンズ)では米国を一周しているけど、当然12万円で足りるわけがなく、20年以上の日本のデフレと、米国との価格差が開いていることを実感できる。バス料金とか、食事がとにかく高い。というより、先進国としては日本のデフレが長すぎるってことですね。