ジャカルタの休日

今日はお休み。いろんなところへいってきました。

軍事博物館

まず最初は軍事博物館へ。残念ながら改装中であちこち工事中な上に展示物の説明もあまりありませんでした。

入るとまず独立宣言が掲示されています。日付の年表示が05になっているのは紀元2605年のことなのは有名な話。

順路に従って進むんでいくと、独立にいたるまでの経緯をジオラマで表現されています。日本軍の憲兵と戦ったり、オランダや英国と戦ったり、はたまた内乱があったり。

こちらは初代の国軍司令官。お名前はえーと、どわすれした。街の大通りの名前にもなってる人です。

師団旗。現行のものではないそうです。

その奥にある絵。おそらく独立宣言の時のものだと思う(説明文がなかった)のですが、どう見ても旧陸軍っぽい軍服を着ている人物が2名ほど。スカルノ氏の後ろと、旗を揚げようとしているひと。

これは義勇軍がこんな服を着てたんだよという展示。持っている小銃は38式小銃かな。

この奥には拳銃や小銃、重機なんかが展示されています。古いものがほとんど。日本や英国のものが多いところを見ると、独立戦争時に鹵獲したものかもしれません。小銃、拳銃はケースに入っていますが、重機関銃はむき出しで触り放題。拳銃の一番手前のものは旧軍のナンブですね。



この裏手には可動式の重火器。対空砲かなにかかな。ロシア製が多かったです。

外へ出ると、いろんな戦闘機や輸送機が。日本の旧軍機が3機。野ざらしなのが寂しい。これは二式練習機。この左には複葉機の96式練習機がありましたが防水シートに覆われていて、それと気がつきませんでした。

これは多分零式だと思うんですが。プロペラの羽が2枚なので違うかも。
違いました。ノースアメリカン、T-6 Texan練習機。


これは輸送ヘリ。どこのだろう。

装甲車もいっぱい。ここもソ連製が多いです。

プラサスティ墓地公園

ここには旧陸軍30名の碑があります。碑には廣安梯隊戦没三十勇士碑とあります。日付は昭和17年3月。どういう経緯でここに祭られているか調べてみたんですがわかりませんでした。



2006年4月23日追記:ここに詳細がありました。
どこから持ってきたものだそうです。
ジャカルタ新旧あれこれ

コタバル英雄墓地

軍人や警察官で『英雄』とされる人たちが祭られる墓地。ここにも日本人が二十余名まつられています。墓石を見せてもらいましたが、独立戦争時の日付でなくなった方はいらっしゃいませんでした。仏教、回教、キリスト教で墓石の形が違っています。

この後、グロドックのあやしい電気街へも突撃。
明日の日付分で報告します。