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駱駝祥子(ルオトゥオシヤンズ)

駱駝祥子(ルオトゥオシヤンズ)

日中戦争さなかの1930年代に書かれたもの。田舎から北京にでてきた車夫の生活をえがいています。どこかで日中戦争当時の中国市民の生態や、北京市内の様子などが良くわかるとのことで読んでみましたが、それ以上に主人公の祥子をめぐるドラマにのめりこみました。
巻末に注釈がついていて、当時の冠婚葬祭についてとか、職人の掛け声、食べ物、飲み物、決まり文句や流行について詳しく書かれています。