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今日はなんか一日打合せしてたなぁ。

中国の「核」が世界を制す

中国の「核」が世界を制す

中国、ロシア、北朝鮮、米国という各核武装国にかこまれた日本が独立を維持するためには独自の核武装をするしかないという主張。英国のサッチャー元首相の弁論が興味深い。英国が核武装する意義について「英国は中型国家である。核兵器に対する抑止力を維持するためには、核武装することが一番安くて確実」。
ミサイル防衛も確実に役に立たないとのこと。確かに、ダミーを本物と同じ位の数打てば確実にMDなんか破綻しそう。

本書で一貫している主張は、「日本には自主防衛できる能力を持たせない(核武装は許さない)」との米中合意があるというもの。それがなぜかっていうのは最後までかかれてなかったのがちょっと心残り。来年は米国の大統領選挙があり、いまのところ民主党の候補が優性らしい。本書によると民主党の有力候補者は中国系の企業から多額の違法献金を受けているなど、どっぷり中国よりらしい。