Zabbixをインストール

いままでサーバ監視ツールとしてBigBrotherを使っていたのですが、さすがに流行遅れな感じが。それに障害検知はしてくれるものの、それをトリガにしてなにかするってことができない。ってなことでZABBIXをインストール。サーバ側はyumで一発インストールしてserviceコマンドでサービス開始。
監視対象になるエージェントの方がちょっと面倒かな。Solarisにはパッケージないし。

エージェントのインストール方法

ということで自分あてメモ。

ダウンロード

sourceforgeのZabbixプロジェクトからダウンロードできます。最新は1.6.4でここから。ちなみにいま構築しつつある環境はサーバが1.4.6で、エージェントは1.6.2ですが、問題なく動作しています。
Solarisを監視するのであれば、1.6以降の方がなにかと幸せ。1.4だとCPU Load aveがとれなかったり、ディスクの容量をちゃんととれなかったりします。

解凍

適当に解凍

configureしてmake,make install
$ ./configure --enable-agent
$ make
# make install

これでエージェントが/usr/local/sbinにインストールされます。

zabbixユーザを作成

エージェントはzabbixってユーザで動作します。

$ groupadd -g 650 zabbix
$ useradd -g zabbix zabbix
設定ファイル

/etc/zabbixってディレクトリを作成して、そこへサンプルの設定ファイルをコピー。

# mkdir /etc/zabbix
# cp ~/zabbix/zabbix-1.6.4/misc/conf/zabbix_agentd.conf /etc/zabbix

でもって、Serverの行とHostnameの行を適当に編集

# List of comma delimited IP addresses (or hostnames) of ZABBIX servers.
# No spaces allowed. First entry is used for sending active checks.
# Note that hostnames must resolve hostname->IP address and
# IP address->hostname.

Server=XXX.XXX.XXX.XXX ← Zabbixサーバのアドレスを書く

# Server port for sending active checks

#ServerPort=10051

# Unique hostname. Required for active checks.

Hostname=hogehoge
zabbix_agentdを起動

rootでやります。

# /usr/local/sbin/zabbix_agentd

inetd.confに登録してinetd経由で動作させる方法もありますが、面倒なのでこちらで。これだとzabbix_agentdfが常駐します。起動スクリプトもつくらないと。

と、これだけやってサーバと10050/TCP,10051/TCPがお話できればOK。しきい値ってどうやって変更するんだ?いろいろまだまだ調整必要です。