eyes on the sky

こんな映画を見ました。いろんな要素がありますね。

英国版シン・ゴジラ

テロリストの居場所を突き止めた英国大佐(女性)。当初は捕獲作戦でしたが、途中でミサイルでの攻撃に切り変え。大佐は作戦指揮をとる将軍に攻撃許可を求める。→将軍は閣僚に許可を求める。→閣僚は外相に許可を求める。→外相は首相に。と、あぁこういうのは日本だけじゃないんだなと。
作戦は英国と米国の共同作戦だったんですが、途中ででてくる米国の閣僚の歯切れの良さが印象にのこる。「相手がテロリストなら殺せ」(意訳)。

攻撃側は危険を犯さない

攻撃の舞台はケニアのナイロビ。現地にいるのは現地のエージェントだけ。それと実攻撃部隊として控えているのはケニア軍の部隊。英国の軍人はたしか3人しか出てきていない。上記の大佐殿、将軍殿、それに法律的なアドバイスをするよくわからない人。あ、危険度を計算する人もいたな。米軍はハワイの部隊で人物を映像から特定する係、偵察機のカメラを操作する人、それに誘導ミサイルを打つ人。一番危なかったのは現地のエージェント。
それってどうなんだろ。

なんでも見えてる

テロリストたちを監視する視点が3つ。

下の2つはリモコンで移動可能だったりします。さすがにフィクションだろうと思ってたんですが、それらしいものはもうあるみたい。
http://karapaia.com/archives/51974336.html
3つめのやつは、さすがに無理っぽいな。バッテリーさえなんとかなれば、できそうだけど。
出てきた無人偵察機は、そういえばシンゴジラで叩き落されてたやつだ。

哲学的な選択

あまり書くとネタバレですが、いま見逃すと、1人は助かるけど、80人ほど死ぬかも。ってときにどうするかって選択。そんな選択が生まれるのもなんでも見えてるから。見えなければ迷うこともないだろうに。