映画二本
映画二本
土曜日はオフ。最近オフが多い。ちょっと前のお正月とか1月第二週といえば、だいたいオールジャパンで体育館につめっぱなしだったのを思えば隔世の感があります。
この日は川崎のTOHOシネマズへ出かけて、フォードvフェラーリとパラサイトを鑑賞。
フォードvフェラーリは、1966年〜67年のフォードがルマンにチャレンジするお話。なんだか結構美談っぽくなってるけど、
たぶん現実としてはフォードが資金力にものを言わせてフェラーリとかポルシェとかを圧倒したってのが現実的なところじゃないかな。
欧州勢としては気持ちがよくない映画かもしれません。日本車がでてくるのはもうちょっと時代をくだってから。
あとでちょっと調べたところではこの二年くらはトヨタが連覇しているようですね。
劇中で中継ブースがでてきて、日本語中継が混ざってるのがご愛嬌。フェラーリ買収の交渉に出かけたり、レースの提案をしているのがリー・アイアコッカ。
この方このあとフォード社の社長に就任しますが、いろいろ公私混同してファイアされ、そのあとクライスラーの会長に就任。脇役にも有名人がいるところがフォード社がビックなところ。
パラサイトは韓国映画。昨年の末から日比谷なんかでは先行上映していて、各所で話題になっている作品。
貧富の差がテーマになっていますが、韓国って比較的貧富の差がひどいみたいです。副題になっている「半地下」がキーワードで、これが貧乏の象徴。
韓国では北鮮の侵攻に備えて建物には地下室を作るのが規則になっていた時期があって、その後完全な地下でなくても良くなり、さらにそれが住居用でも可となった経緯があるらしい。
そして半地下の住宅は条件が悪いので賃料が安い。見た感じ、その半地下に済んでいる家族はそれほど貧乏って感じはしないんですが、それは国ごとの感覚の違いかもしれません。
流石に話題になるだけはある作品でした。絶対見るべき。