2006-06-15 ■ 読書 読書 閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本 (文春文庫)作者: 江藤淳出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1994/01/10メディア: 文庫購入: 31人 クリック: 453回この商品を含むブログ (46件) を見る戦後米軍が実施した民間検閲の詳細。現行日本国憲法がGHQお手製なのは周知の事実なんだけど、これに明らかに違反してる。検閲の計画がポツダム宣言受諾の相当前から準備されていることがわかります。また、東京裁判にも若干ふれていて、戦後の米軍のいろんな施策がポツダム宣言違反であることもわかります。GHQの政策って現在に至るまでかなりの範囲で効いてますね。イラクでも同じようなことやってるんだろうか。